淡く印象の薄い映画だ。
だから書くのを忘れていた。

沢木耕太郎が映画批評で
「嫌悪感」という言葉を
使っていたかと思う。

私は「どうかと思う」という言葉が
しっくりくる気がする。

この映画をアメリカは評価したようだ。
ソフィア・コッポラのことを
父親と比較し褒めたアカデミー協会は
この映画のどのような部分に
魅力を感じ脚本賞を授けたのだろうか。

異空間での孤独。
生きていくうえでつきまとう悩み。
矛盾した行動。
無気力で悪態をつく心理。
二人の表情は雄弁だった。

でも全てを周囲にするのは
「どうかと思う」。

音楽。
色彩。
外国人の視点。
外国人の撮る日本の風景。

たしかに面白みのある映画ではあった。
こう描かれてしまったものは、仕方がないか。

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